【しなの/Lapwing/レティニア対応】アルテミス






説明
アルテミスは、ギリシャ神話では、狩り、月、そして境界線をつかさどる女神です。動物、女性、戦士を守護する一方、動物を狩り、女性を罰し、男性嫌い。恐ろしい女神であり、愛らしい少女でもある。彼女の機嫌一つで全てが決まる、境界線の決定者です。その相反する魅力を一つの装いに閉じ込めました。
女神が好んだ膝丈のスカートは愛らしさの象徴です。淡い桃色で二重のシフォンがそよ風をとらえてふわりと舞い、歩くたびに裾裏から淡い光が透けて揺れます。腰に結んだ月光色の帯は金糸をきめ細かく織り込み、角度によって星屑のような輝きを放ちます。頭上を飾る三日月のディアデム(冠)は、首を傾けるたびにきらりと光を返し、薄闇でも女神の気配を失いません。
一方、恐ろしさの象徴は、手には黄金色のリカーブ弓と肩掛けの矢筒。ホメロスが「遠矢を射る者」と称えたアルテミスの俊敏さを映し出す、無駄のない流線形です。狙いを定めて弦を引く瞬間、淡い金色の光が弓の内側に走り、物語の一節が指先に宿るような高揚を与えてくれます。足元の金色ストラップサンダルは、細く交差する革帯が足首を包み込み、ひと踏みごとに軽快な跳ね返りを生み出して山道の起伏さえ遊び場へと変えてゆきます。
さあ、今日は恐ろしい女神になるか、愛らしい少女になるか?守護するか、罰するか?この装いとともに月明かりの下に踏み出し、弓弦とスカートで境界線を決定しましょう。
監修:藤村シシン