人に害なす大鬼を打ち取らんとする一人の男がいた。とある刀匠が、その男の為に打ちあげた大鉈の如き太刀。〚オニノクビタチ〛と名付けられたそれは、長らくかの鬼の手中にあったという。刀身から零れる火の粉は、男の無念の残り火か。